九州西教区団体参拝団結成

平成30年10月19日から21日にかけて祖師先徳大法会九州西教区団体参拝団を結成し、教区内寺院、寺庭、檀信徒合わせて179名の参加があった。


19日。まずは博多駅に集合し、のぞみ20号に乗り新大阪駅まで向かい、その後は大型バスにて京都毘沙門堂まで向かった。途中、大型バスが入らないので小型バスに乗り換える場面もあった。


毘沙門堂本堂では嘉瀬教区所長を導師に昨年の授戒会で戒和上を勤めて下さった叡南覺範毘沙門堂門跡門主、毘沙門堂のご本尊にお礼参りをお勤めさせていただいた。お勤め後は叡南大僧正より感謝のお言葉とありがたい説法を賜った。毘沙門堂内や境内を参詣し、観光の後に延暦寺会館へと向かった。夕食前に明日の結縁灌頂にあたり説戒が行われた。


20日。根本中堂にて朝事勤行が行われ、参拝団全員でお勤めに随喜した。修復中の中堂はグレーの囲いでその姿は微塵も見れなかったが、堂内は相変わらずの荘厳な雰囲気に包まれたいた。延暦寺会館に戻り朝食を済ませた後、一同は阿弥陀堂に向かい、それぞれ申し込んだ各家のご先祖や精霊を回向していただき、皆、一同に手を合わせていた。


5台のバスは1結縁灌頂、2国宝展、根本中堂、大講堂参詣、3横川参拝に分かれた。結縁灌頂では戒和上を藤曼殊院ご門主が勤め、参加者全員と手を合わせ仏縁を結んでいただいた。


国宝展は比叡山にゆかりのある国宝の仏像が立ち並び、歴史を感じさせる威厳を放っていた。横川中堂や元三大師堂なども参詣し、峰道ドライブインにて昼食を済ませた後、釈迦堂にて平成28年から行われた発心会、平成29年に行われた授戒会、そして先ほど行われた結縁灌頂と一連の大法会事業へのお礼参りを勤め、記念写真を撮り一つの区切りをつけ比叡の山を後にした。

山を後にして向かった先は福井県芦原温泉。暖かな温泉と美味しい食事で旅の疲れと、今までの一連の事業が満行したことを労い、会食中は号車をまたがって賑わう大宴会となり夜は静かに眠りについた。


21日。福井で有名な東尋坊を訪れ断崖絶壁のところで記念撮影。永平寺に参拝し雲水師によって永平寺各堂内や本尊、天井絵な建築の由来などを学び全てが行につながっていることを学んだ。

帰路は福井駅よりサンダーバード、新大阪駅よりのぞみに乗り換えて博多駅にて現地解散。2泊3日の旅の幕が閉じた。