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久留米部 観音寺 副住職 菊川恵信
皆さま明けましておめでとうございます。
令和7年(2025年)は「巳年(みどし)」で、十干十二支では「乙巳(きのとみ)」の年にあたります。
「巳」の漢字は、胎児の形を表す象形文字が由来であり、十二支では「草木の成長が極限に達し、次の生命が宿され始める時期」の意味を持つことから、新生や未来を想像させる文字です。
また「巳」は「実」や「身」の発音と同じ「み」であることから、実(巳)入りがある、身(巳)につくなどと、縁起を担いだ掛け言葉にもなっています。
十二支の巳(み)は、動物の「蛇(へび)」を指し、インドや中国では古くから、金運開運、豊穣をもたらす縁起の良い生き物として神聖視されています。
蛇は脱皮を繰り返し成長することから、再生や復活のシンボルとされ、生命力、不老不死、無限、繁栄を象徴する動物とされています。
金運・縁起が良いと言われている、蛇の抜け殻の一部を財布に忍ばせることはこういった由来からでしょう。
日本では、蛇は仏教の守護神である「弁財天」の使者とされており、白蛇は弁財天の化身と言われています。
七福神のひとりで、金運開運、商売繁盛のご利益をもたらす神様として信仰されています。
いつもの初詣の場所にプラスして弁財天をお祀りしている寺社仏閣に参拝されると何か良いことがあるかもしれませんね。
一月は願い事を神仏に託すことが多いかと思います。
それと共に日々の感謝も忘れてはなりません。
目先の利益だけにとらわれずに、自分というコア(核)を大切にしながら、周り方々(家族・友人・職場等)にスッと手を差し伸べられる一日・一年を過ごせるのであれば良い年と言えるのではないでしょうか。
かく言う私も本年、年男ですので自戒の念を込めてこの文章を打っております・・・
改めてまして皆様方の心身の健康、無事息災、幸多からん年になることを御祈念申し上げます。 合掌
令和6年10月20日新上五島町荒川郷において伝教大師像建立5周年記念法要を厳修いたしました。
毎年させていただいておりますが、今年で5回目になりました。天候も荒れ模様でしたが、法要を始める頃には雲も晴れ、秋のちょっと強めの爽やかな風が私たちを包み清々しい法要となりました。大般若理趣分法要を厳修し、参詣された荒川郷の方々にお加持し、皆の健康と安穏を御祈願いたしました。
5周年記念法要にあわせ町制20周年記念シンポジウムとして、一隅を照らす運動大会を開催しました。記念講演として三千院門跡門主小堀光實大僧正にお越しいただき「寄り添う心は尊し〜」という演題で講演していただきました。第2講として高橋弘一氏による講演、清興として上五島神楽保存会の皆様による舞の奉納がなされ300名ほどの聴衆の方々を魅了していました。
令和6年2月21日太宰府天満宮本殿に於いて菅原道眞公御神前法要が勤修された。2月25日は道眞公の祥月命日にあたり、毎年九州教区の各部内寺院にて法要を勤修している。今年はスケジュールの都合スケジュールの都合にて21日に肥前西部、対馬部の寺院が担当し十数名の僧侶が参集した。仮本殿の天満宮はあいにくの雨空で2月の厳しい寒さが身にしみたが、コロナ禍を乗り越えたくさんの参拝者の姿に道眞公がお喜びになられているかのようであった。
コロナ禍が収束したくさんの参拝客で賑わう中、願福寺今泉好正前教区議会議長の導師の元、厳かに法華三昧法要が執り行われました。参拝に来られている方々もお参りの手を止め、その法要の厳かな音色に心を奪われているかのようであった。
天台宗九州西教区宗務所長 嘉瀬慶文
謹 啓
教区内諸大徳の皆様には平素より教区行事に御協力賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウィルスは第5類になり全国的に様々なイベントが活発に行われるようになりました。
当教区といたしましても状況を見ながら安心して行事が行えるように取り組んでいく所存です。合掌
行事予定
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