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井上亮尚
お寺や神社にお参りされた時や法事・法要に出席された時など、お線香を上げることは皆様も経験があると思います。
当山に参拝された方から「お線香は何本が正しいのですか」とのお尋ねが何度かありましたので少しお話してみようと思います。
当山では「適宜で構いませんよ」とお伝えしております。
結論を申し上げますと何本でなければいけない、という絶対的な決まりはありません。宗派やお坊さんによっては「何本で」とか「折って寝せるように」などありますが、飽くまでも勧めている形式でしょう。
その場合はもちろん勧められたように線香をお上げするのが宜しいかと思います。
さて、お線香の意義ですが、考え方としては『お供え』です。
また自身を含めたその空間をお線香の良い香りによって清浄・荘厳する作用もあります。
すべてに祈りをこめて1本、仏さまとご先祖のために2本、または仏・法・僧の三宝に帰依する意味から3本など…といろいろな説はありますが、大切なことは仏様や故人へ線香の清浄な香りと煙りに敬慕の念を込めることです。
法華経の分別功徳品の中に「衆宝妙香炉 焼無価之香 自然悉周偏 供養諸世尊」とあります。信心の心を込めた香雲が仏さまやご先祖さまに届くよう、自身も律していくよう心がけてみましょう。
令和4年10月13日に対馬部普門寺において祖師先徳鑚仰大法会特別授戒会が教区内役職員と対馬部寺院住職にて厳かに執り行われました。
法要が終わり嘉瀬宗務所長はコロナ禍でなかなか開催できなかった授戒会ができたことを喜び、その中で藤探題大僧正を始め隣席賜った来賓の方々に感謝の辞を述べ、この授戒会をきっかけに菩薩として日々精進していただきたい。と話されていた。
最後に記念写真を撮り追悼法要は幕を閉じた。
10月23日に長崎県新上五島町荒川郷にて伝教大師像建立3周年記念大般若転読法要と併せて一隅大会九州西大会を開催しました。
天台宗九州西教区宗務所長 嘉瀬慶文
謹 啓
教区内諸大徳の皆様には平素より教区行事に御協力賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウィルスの影響で諸行事が延期又は中止となり、寺院環境にも大きな変化と法務にも多大な影響が出ています。当初予定されていました大法会の行事も多くが延期となりました。年内行事のお知らせを下表にまとめましたのでご参照下さい。
一日も早くウィルスの影響がなくなり平時に戻ることを御祈念致しまして、重ねて皆様方のご健勝をお祈り申し上げます。合掌
行事予定
各団体の皆様へ
自粛が続き総会等開催できない状況でした。宗務庁ではZOOM会議も含め各種会議が通常通り開催されています。教区内においても感染防止を意識しての会議、研修会を開催しても良い時期と思われます。
各団体にて状況を見て御判断いただきます様お願い申し上げます。なお、会議・研修会後の大人数での会食宴席はご遠慮お願いします。天台宗の僧侶としての自覚を持ち行動をお願いします。
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