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甘井良憲
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
この平家物語の冒頭に使われている「諸行無常」はお釈迦様が無くなる直前に語った言葉です。「無常」というのは、いつも移り変わっていること、不滅ではないこと。人間であれ、物であれ、今そこにある状態は幻のようなものです。実は決まった姿を持っておらず、季節が移ろいゆくように、常に変わっていきます。
今生きている私たちは百年前には誰もいませんでしたし、百年後には誰もいなくなります。永遠の愛を誓い合って結婚しても、離婚したり、死別したりするかも知れません。自分を育ててくれた両親は先に亡くなってしまうし、最愛の子どもはやがて親元を離れていきます。親友が的に変わることもあります。形あるものはいつかは壊れます。
私たちは、財産や愛情を永久に続くものと考えがちで、だからこそ執着が生まれ、思うようにならないから苦が生まれるのです。無常という真理を知ることで、苦からの解放が始まるのではないでしょうか。無常という言葉は、なんとなく虚しさやはかなさを感じられますが、本来は「物事は変化する」と言っているだけです。無常だからこそ、私たちは新しいものをつくりあげることができ、良い方向に変わることができるのでしょう。
令和5年10月22日新上五島町荒川郷において伝教大師像建立4周年記念法要を厳修いたしました。
4周年記念法要にあわせ一隅を照らす運動九州西大会を開催しました。記念講演として伝教大師の御教えを唱える〜詠讃道ご詠歌〜という演題で九州西地方本部より山下隆源本山助講師、脇山正舜本山助講師、一番ヶ瀬地方本部長にお越しいただき講演していただきました。
令和6年2月21日太宰府天満宮本殿に於いて菅原道眞公御神前法要が勤修された。2月25日は道眞公の祥月命日にあたり、毎年九州教区の各部内寺院にて法要を勤修している。今年はスケジュールの都合スケジュールの都合にて21日に肥前西部、対馬部の寺院が担当し十数名の僧侶が参集した。仮本殿の天満宮はあいにくの雨空で2月の厳しい寒さが身にしみたが、コロナ禍を乗り越えたくさんの参拝者の姿に道眞公がお喜びになられているかのようであった。
コロナ禍が収束したくさんの参拝客で賑わう中、願福寺今泉好正前教区議会議長の導師の元、厳かに法華三昧法要が執り行われました。参拝に来られている方々もお参りの手を止め、その法要の厳かな音色に心を奪われているかのようであった。
天台宗九州西教区宗務所長 嘉瀬慶文
謹 啓
教区内諸大徳の皆様には平素より教区行事に御協力賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウィルスは第5類になり全国的に様々なイベントが活発に行われるようになりました。
当教区といたしましても状況を見ながら安心して行事が行えるように取り組んでいく所存です。合掌
行事予定
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