※MEMBERページのIDやパスワードは主任鷲谷までお問い合わせください。メール
筑前部 本田豪祐
皆さま修行という言葉は良くお聞きすることと思います。修行とは「一切の欲望を断って心身を鍛練、浄化するための宗教的行為のこと。本来は仏教用語ですが、実際は宗教に関係なく、心身を鍛えるための行為を修行と表現することが多いです。
では修養とは何か。それは「徳性を磨いて、人格を高めること」あくまでも人格を高めることが目的で、心身を鍛える、浄化するといった意味はありません。そこで修行と修養の実践としてとてもいいのが掃除です。お釈迦さまは仏道修行の基本として掃除を勧められました。
1つには「自身清浄」 自らの心が清らかになる。
2つには「他心清浄」 他人の心も清らかになる。
3つには「諸天歓喜」 神々も喜び、周囲の環境が整い生き生きとしてくる。
4つには「端正の業を植ゆ」 やがて幸せになる種をまける。
5つには「命終の後、まさに天上に生ずべけれん」死んだ後に天上界に生まれられる。
これを「掃除の功徳」といわれます。掃除は人間形成によく、すべてに通じることだと思います。自分の部屋や身の回りを見てみましょう。部屋の乱れは心の乱れ、それが今の自分の心の現れです。心の乱れをおさえ、整えていけば余裕も出てくることだと思います。日々の生活の中で修行と修養を心がけ実践してみてはいかがでしょうか。
令和6年10月20日新上五島町荒川郷において伝教大師像建立5周年記念法要を厳修いたしました。
毎年させていただいておりますが、今年で5回目になりました。天候も荒れ模様でしたが、法要を始める頃には雲も晴れ、秋のちょっと強めの爽やかな風が私たちを包み清々しい法要となりました。大般若理趣分法要を厳修し、参詣された荒川郷の方々にお加持し、皆の健康と安穏を御祈願いたしました。
5周年記念法要にあわせ町制20周年記念シンポジウムとして、一隅を照らす運動大会を開催しました。記念講演として三千院門跡門主小堀光實大僧正にお越しいただき「寄り添う心は尊し〜」という演題で講演していただきました。第2講として高橋弘一氏による講演、清興として上五島神楽保存会の皆様による舞の奉納がなされ300名ほどの聴衆の方々を魅了していました。
令和6年2月21日太宰府天満宮本殿に於いて菅原道眞公御神前法要が勤修された。2月25日は道眞公の祥月命日にあたり、毎年九州教区の各部内寺院にて法要を勤修している。今年はスケジュールの都合スケジュールの都合にて21日に肥前西部、対馬部の寺院が担当し十数名の僧侶が参集した。仮本殿の天満宮はあいにくの雨空で2月の厳しい寒さが身にしみたが、コロナ禍を乗り越えたくさんの参拝者の姿に道眞公がお喜びになられているかのようであった。
コロナ禍が収束したくさんの参拝客で賑わう中、願福寺今泉好正前教区議会議長の導師の元、厳かに法華三昧法要が執り行われました。参拝に来られている方々もお参りの手を止め、その法要の厳かな音色に心を奪われているかのようであった。
天台宗九州西教区宗務所長 嘉瀬慶文
謹 啓
教区内諸大徳の皆様には平素より教区行事に御協力賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウィルスは第5類になり全国的に様々なイベントが活発に行われるようになりました。
当教区といたしましても状況を見ながら安心して行事が行えるように取り組んでいく所存です。合掌
行事予定
※MEMBERページのIDやパスワードは主任鷲谷までお問い合わせください。メール