平成二十八年度布教師会研修会


平成28年10月27日に鳥栖市にあるサンメッセ鳥栖にて布教師会研修会が行われました。開式の辞の後に法楽をお勤めいたしました。導師は布教師会長が勤められた。

 
法楽の後、甘井宗務所長より「皆様こんにちは。今日は布教師会の研修会で傾聴ということですが、普段私たちは相手に話すことは得意なのですが、聞く。と言うことが割と苦手だ。と言う方も多いかと存じます。今日は是非この、聞く。ということを勉強していただいて、今後に役立てていただきたく思います。」と挨拶された。


講演は「傾聴の理論と実践」という演目で天台宗群馬教区柳沢寺、淑徳大学総合福祉学部教授、心理臨床センター長の小川恵先生にお話しいただきました。


 まずはじめに傾聴の前に災害が起きた後の支援についての理論をスライドショーを用いて解説いただきました。私たちは社会を支え合う人間関係の資源となるソーシャルキャピタルである必要があり、そのサポーターがソーシャルサポートであること、また災害時には被災者たちのゲートキーパー(守り人)が共生を支える典型的な社会関係資本であることを学びました。

ロールプレイングタイム


ロールプレイとはゲームのことではなく、実際に役割を分担して行動してみる。という意味で2人1組を3組で1つのグループとし、「被災者」「傾聴する人」が1組、それを「見る」「聞く」組に分かれ、様々なシュチュエーションを演じながらそれぞれの意見を出し合っていく。演劇でいう「エチュード」のような感じの実演を行いました。


熊本地震で被災された方々を対象として様々なシチュエーションを想定しながらお互いに意見を出し合い先生からのアドバイスをいただきながら進めていく中で、「その場しのぎをしない」「相手と正面から向き合う」「話題に気を使う」等沢山の意見をいただきました。

 
最後に高倉布教師会副会長より「遅れて来て申し訳ありませんでしたが、大変中身のある、また私たちが最も苦手とする、聞く。という経験や実践ができたことはとても有意義な研修会だったと思います。今後は実際に被災地に出向いて役立てていけたら。と強く思いました。」と挨拶され会は盛会裏に幕を閉じた。


↑は手と手を重ねた時の自分の感じた印象。一つのことでも様々な感じ方がある。