布教師会檀信徒会合同研修会


平成27年3月11日サンメッセ鳥栖大ホールにて天台宗九州西教区布教師会と檀信徒会の合同研修会が行われた。布教師会だけの研修が毎年行われ、教師だけが参加していた研修会であったが、今回は檀信徒も参加し、合計188名もの参加者による盛大な研修会になった。


3月11日は奇しくもあの東日本大震災に見舞われた日であり、参加者全員による黙祷を捧げ、被災された御霊への慰めとした。その後に研修会をするにあたり法楽を厳修し、参加者全員による般若心経が唱えられ会場は一体感に包まれた。


布教師会会長の鍋島師は「本日はたくさんの方にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。奇しくも本日は東日本大震災があった日であり、今現在でも復興がまだまだ進んでない現状で御座います。そして先ほど一緒に黙祷を捧げていただきましてありがとう御座いました。青山先生はとても御多忙で半年前でもなかなか約束が取れない方でございます。今日はどうぞ青山先生のお話をたっぷり楽しまれていただきたいと思います。本日は大変ありがとうございました。」と講師である青山先生の紹介を交えながら挨拶をされた。

ひき続き、来賓でお越し下さった九州西教区宗務所長の甘井亮淳師は「皆さんこんにちは。九州西教区の宗務所長を仰せつかってます、大善寺の甘井と申します。どうぞ宜しくお願い致します。また、先日は檀信徒会の皆様と福島の郡山に一社に参りまして一隅を照らす運動45周年東日本大震災復興祈念大会に出席させていただきました。また4年前の今日、布教師会の研修会をしていた事を思い出しました。これも何かの因縁を感じます。今回の講師の先生は曹洞宗の尼僧さんのトップの青山先生に御講義いただきます。僧侶と言いますと男性をイメージしがちですが、天台宗も約2割の方が尼僧さんなんですね。これからは尼僧さんの活躍する場所が増えていく事でしょう。また檀信徒の皆様には各寺院を陰ながらお支えいただきまして天台宗の発展にご助力いただけたらと思っております。今日は皆さんと一緒に研修できるのを楽しみにしておりましたので、どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。」と述べられた。

出会いは人生の宝

「青山でございます。昨年に続きまして2度目のご縁をいただきまして誠にありがとう御座います。人生の最初の出会いは両親で御座いますね。この出会いは選ぶ事が出来ない。子も親も。この出会いで子供はほとんどの人生が決まってしまうという事を親は自覚しなければならないようです。3つ後の魂100までもという昔の言葉も今の科学が進んでいる中で140億ある脳細胞で生涯使っていく土台造りが完了するのは3〜4歳でほぼ決まってしまうそうです。その後は手遅れなんだそうです。汗腺の発達も3〜4歳で決まってしまう。体の主な機能も3〜4歳で決まる。なるべく大人の基準でなく、自然のままにする事が大切であるようです。親としての責任はどこまでも行き届かない様に思えますね。」という冒頭から人生の出会いの大切さ、回りの環境によって自分が出来上がって行く事の、縁の力の大切さ等を丁寧に優しくお話し下さいました。

1時間30分という短い時間の中で、とても内容のある講演をいただいた。と檀信徒の方々も満足げに会場を後にした。