布教師会九州地区協議会総会研修会


平成26年6月19日に佐賀県鳥栖市にあるホテルビアントスにおいて天台宗布教師会九州地区協議会議会総会研修会が行われました。
まずは開式の辞を今回のホスト教区である九州西教区布教師会副会長である武蔵寺井上隆照師より発せられ、引き続き九州西教区布教師会会長に就任されたの鍋島隆啓師御導師の元、法楽が勤められ祖師伝教大師宝号を会場の会員全員にて唱えられた。


法楽の後、来賓としてお越し下さった天台宗参務阿部部長と角本部長よりご祝辞を戴き、挨拶の中にはこれから執り行なわれる祖師先徳慶讚大法会へのお願いや様々な要望等も込められており、今後の一宗の大事業の凄さを匂わさせていた。


第一講には天台宗勧学大僧正であり大正大学名誉教授の多田孝文師より法華経の講義をいただきました。天台宗の根本理念である法華経の大事さを改めて認識する事の大事さ、これからの布教活動に於いてもう一度基本に立ち返りわかりやすく、話しやすい法華経のみ教えについて時間のない中でも分かりやすくゆっくり丁寧に御講義いただきました。

第二講は九州西教区妙覚院一番ヶ瀬師による「天台の意を知ろう」という演題で講義をいただきました。昔の漢字と今の漢字を使い、自坊の妙覚院の覚は昔の漢字に直すと「覺」と書き、妙覺院とも書いていたが、天台宗の台という昔の漢字は「臺」であるが天臺宗とは書かない事実を三諦星にまつわる話で解説したり、宮沢賢治の詩を用いて法華経の大事さや、生命の大事さ、縁の大事さ等を短い時間でしたが分かりやすく御講義いただきました。

第二講のあとには「駐在布教の実践」という事で九州西教区前布教師会会長である中川霊誉師による根本中堂で実際お話しいただいている御法話をしていただきました。景色の話、比叡山の標高の話、三塔のお話、そして一隅を照らすお話に流れる様につなぎ分かりやすくあきさせないその話術は皆の参考になった事であろう。


最後に総評として布教師会布教委員である東京教区浦井正明師に総評をいただきました。浦井師はまずそれぞれの講義に対し賞賛の辞を述べ、特に多田先生の講義はとてもこれからの世に重要である。とコメントし、一番ヶ瀬師の講義はとても分かりやすくまとめていた講義ですが、最後にもう一度法華経に帰って来て欲しかったですね。とアドバイスされていた。中川師の法話に関しては「素晴らしいですね」と賞賛されていた。どの講義もとても素晴らしかったとまとめられていた。


翌日に総会が行われ、今までの地区協議会役員が改選になり、新しく地区協議会の役員となられた方でそれぞれ挨拶をされ、これからの地区協議会を益々盛り上げて行く所存である事を熱く約束された。

仏青山家会


平成26年6月17日肥前東部修学院にて仏青会員による山家会九條錫杖法要が、梅雨の雨が滴る幽玄な中、厳かに執行されました。
この日は、新入会員である久留米部観音寺法嗣の菊川恵信師にも讃頭の役で出仕いただき、師も緊張の中、佛青デビューの美声が堂内に響きわたりました。
その後、会長である東光寺住職埜口諦順師も厳かに山家大師の恩徳を偲び報恩の志を法則にのせて朗々と述べられ、阿弥陀寺住職矢野晶洋師の引き導きによる一・二・三・九條の錫杖音用が静寂の中、響き渡り佛青会員の報恩の気持ちが最高潮に達しました。
法要後に会長の埜口諦順師よりこの様な厳かな雰囲気の中、会員一同が気持ちを一つにして報恩法要を出来たことを心より感謝します。とのお言葉を頂戴し平成26年の仏教青年会山家会法要が幕を閉じた。

記事:皆木寂俊


九州仏教青年会伝教大師報恩九条錫杖法要
差   定

   導  師   ・東光寺    埜口 諦順
   始  経   ・二階寺    吉田 敦晃
   銅  鐃   ・平仙寺(副) 山下 亮秀
   錫  杖   ・阿弥陀寺   矢野 晶洋
          ・宝地院(副) 倉永 圓竜
          ・国分寺(副) 中川 透冴
          ・大聖寺(嗣) 本田 豪祐
   讃  頭   ・永興寺    長野 寂照
   讃  頭   ・観音寺(嗣) 菊川 恵信
   銅  鈸   ・大善寺(嗣) 甘井 良憲
       会行事     坂東寺   寂俊
       承 仕     宝地院(嗣)光澄