平成二十九年度教区研修会

九州北部豪雨四十九日追悼法要

平成二十九年八月二十九日久留米市ホテルニュープラザにおいて教区研修会が行われました。それに合わせて、七月上旬に起きた九州北部豪雨で被害に遭われた方々の追悼法要を研修会を始める前に厳修いたしました。

法要は嘉瀬慶文教区所長を導師に迎え、作村尚範教区副所長、今泉好正教区議会議長出仕の元、たくさんの教区諸大徳を始め寺庭婦人ご随喜にて厳かに執り行われた。

別回向には脇山師による追善和讃が奉詠され、被災物故者へ捧げられた。またその間に随喜による焼香がなされ、故人たちに手向けられた。

法要を終え、嘉瀬所長より「本日はご多忙の中、たくさんの方にお集まりいただき、またご随喜を賜り、誠にありがとうございました。七月に起きた九州北部豪雨より四十九日が過ぎました。ちょうど研修会の日程と重なりましたので、諸大徳の皆様と共に、追悼法要を厳修したく、無理を言ってお願いいたしました。今は朝倉、東峰村を基本とし様々なボランティア活動を展開しております。その際にはたくさんの義援金をいただきありがとうございました。今後も今できることをモットーに邁進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。また引き続き研修会、懇親会がございますので、最後までお付き合いくださいますようお願い申し上げます。」と挨拶された

研修会

第一講
第1講は人権啓発研修として「部落差別の解消の推進に関する法律の内容と実例」と題して福岡人権啓発センター指導員であり、山九(株)人権推進指導員の原田憲正氏を講師に招き講義していただきました。
まずは部落問題との出会いや部落地名総監差別事件との出会いについてお話しいただき、その後北九州における企業名称変更問題の対応や身元調査事件や就職差別等の今現在でも起こっている問題や今後我々はどうあるべきか?また僧侶としてはどうなのか等、先生の立場からの講義をいただきました。

第2講は「最澄の考えた国家と仏教」と題して兵庫教区第三部應聖寺住職であり叡山学院教授同学監の桑谷祐顕師に講義していただきました。最澄上人の根本教典である法華経のみ教えをベースに最澄上人が日本の国をどう変えていくかということをご教授いただきました。

第3講は「陶芸の道~心を尽くして~」と題して重要無形文化財(人間国宝)で日本工芸会参与有田町名誉町民の井上萬二氏より戦争時のお話から陶芸の道に進むまでのお話し、道を極めていくのには心を尽くすことが大事であることを面白おかしくご講義いただきました。