松本寺

不動明王御祈願所

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御本尊

不動明王立像

年中行事

正月二十八日護摩供大祭・毎月二十八日不動供法奉修

縁起

肥前山口駅より旧長崎街道小田宿場を通り横辺田代所跡をニ百メートル過ぎた右上、小高い場所に不動明王御祈願所、松本寺がある。由緒によれば明星院、浄林坊は伝説の為朝が黒髪山での大蛇退治をした当時、天台宗玄清伝承法流の宝性院、行慈坊の実弟、子源法印である。大蛇の菩提を吊うため、現在の武雄市竹内町梅野に保元年間、一坊を建立したのが始まりである第三十七世真正法印時代に現在地に移転した(明治三十五年)昭和十四年宗教団体が制定され宗教法人として末登録になっていた浄林坊の威容を整える為、本堂、庫裏を改築し、小城町松本坊、天台宗松本坊を現在地に移転昭和二十六年現宗教法人が制定されたので松本寺として申請昭和二十八年六月二日認証を受けた。昭和十九年より二十三年まで現住職は比叡山、山家寮に住し叡中在学中先住職、静真師匠五十七歳で遷化、師の後を継ぎ比叡山での勉学、修行を生かし信徒各家の家内安全、農家の五穀豊穣、護国の三部経中、特に仁王護国般若波羅蜜教護国品第五偈等を読誦し信徒の祈願成就に購読しながら教化に懸命努力、昭和三十四年一月十四日住職拝命、益々教化に専念、毎月二十八日ご縁日には信徒と共に祈願成就の為、本尊に祈願、正月二十八日、初縁日参りで御堂に居られない位の信徒の参詣者が多く、駐車場整備も行なわれている。

交通アクセス

JR佐世保線大町下車東方約一五〇〇米位バス停大町小学校前下車徒歩五分